ロゴとアイコンが変わります

空理計画のはくしです。

突然ですが、これよりサークル空理計画のロゴとアイコンがアップデートされます。

当サークルの新しいシンボルは、こちらです。

今回はこのアップデートに関して、なぜこれまで使ってきたロゴ、アイコンに手を加えたのか。そしてどこにどのような変更を行ったのか、書いていこうと思います。

背景

これまで使ってきたアイコンとロゴは、2018年2月末に採用したものでした。
その後の1年間、このシンボルを用いる中で大きく3つの点に疑問が生じました。

1. 大きさに対し適正か

当初、アイコンはごく小さく印刷される局面から、大きく引き伸ばすことまで想定してデザインしました。
そのため、線と線の間隔が線の太さに等しいという、粗野ではあるものの何かと融通の利く比率で図像が構成されています。
しかし実際には、アイコンは製品やフライヤーに小さく刻み込まれるか、スクリーン上にワンポイントとして配置されるケースがほとんどでした。

こうしたときに、旧来のアイコンはややごちゃついた印象をあたえるものでした。

2. よい形か

旧来のアイコンは、シルエットに難がありました。
具体的には、意匠の性質上「ツノ」が多く、他の要素との間にどうしても大きな空間が必要になります。
この点についてはそういう意匠なので仕方ないといえばそうなのですが、一緒に配置される他の要素、あるいは領域の端とうまく折り合いがつけられる箇所が一つくらいは欲しいです。

先述の線の太さの問題もあいまり、すっきりしない形と感じられました。

3. 味が必要か

そしてロゴについて。

これまで空理計画のサークル名部分には、篆書体のフォントをベタ打ちで使用していました。
基本的にはこれでいいのですが、このフォントはデザイン上、アナログ感が強調されすぎているきらいがあります。

具体的には、アリスアセンブルのようなテーマのゲームのパッケージデザインにはそぐわない雰囲気があります。(この作品に関しては、サークル名には代わりのフォントを使用しパッケージをデザインしました。)

今後同じような局面に遭遇することを見込み、もうすこし癖のないデザインに変更する必要があるように感じられました。

変更点

以上の点をふまえ、ロゴとアイコンを作り直しました。

ロゴ

線の太さを揃え、垂直、水平方向のたわみが直線に丸め込まれています。

また、文字形状そのものがもともとの(フォントメーカーのアレンジに依らない)篆書体に寄せて若干変更されています。
これにより、過度に強調されたアナログ感を抑えつつ、書体が本来的に持つ古式ゆかしき良さを強調することを狙っています。

アイコン

形状のシルエットを、底面がフラットになるように修正しました。
こうすることで、アイコンの下にロゴを入れるのが楽になったこと、そして紙や画面の端にアイコンを置いたとき、その境界線に寄り添うようになったことが改善点です。
このさい下部のパーツを本当にバッサリ切り落とすと、「ツノ」が余計に増え、かつ鋭角部分の線が込み入るため、渦巻きの巻き数を減らすことでこれを実現しています。

さらに今回のアップデートで、線の幅が若干細くなりました。
これにより、文様が地から浮き上がり、その形をより印象深く引き立たせます。

システム

これらの変更に合わせて、周辺組織のロゴ、アイコンも同様に更新を行いました。

具体的には、姉妹サイト空理回路のアイコンがやや線の細いものになり、ロゴも同様のコントロールのもとに新造されています。

これから

これらの新しいロゴ、アイコンは、2019年3月に生産される「箱庭の国」、および「アリスアセンブル」のパッケージに使用され、そのご順次旧来のシンボルに置き換わる形で使用されることとなります。

どうぞご贔屓に!

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