空理計画の少し前とこれから

皆さんいかがお過ごしでしょうか。サークル空理計画のはくしです。
このブログの更新が完全に滞っていたことについて、ここでは長く語りますまい!いまや伝えるべきことは山積し、しかし書き記すことのできる言葉はあまりにも限られています。誘惑でなく困惑が筆を鈍らせます。いろいろなことがありました。しかし今は過去に置き忘れたことを省みるよりも、さしあたりすぐそこに迫った未来について語ることにしましょう。

少し前のこと

とはいえ、少しだけ振り返りを。

空理計画はさる2017年12月、秋のゲームマーケットに参加しました。開催日が2日となったため、初日に出展、翌日は一般参加という形での参加です。イベント規模の拡大に伴う日程だと思うのですが、両日とも活気が分散した感じもなく、大変充実した二日間を過ごすことができたと感じています。

当サークルからは、新作のテーブルゲーム二作を頒布しました。一人用ボードゲーム「かくされた部屋」、そして二人用カードゲーム「愚者の園」。これら二作は同時進行での開発、生産を敢行したため、スケジュール的にはやや混沌を覗き込むことになりましたが…どうにかこうにか発表にこぎつくことができました。それぞれいろいろな挑戦がありましたが、それについてはまたの機会に掘り下げることにしましょう。

当日ブースに来てくれた方、また手伝いを引き受けてくれたaki、和泉葛城両氏には感謝してもしきれない思いです…!

これからのこと

さて、Twitterでの告知のとおり、当サークルは東京開催換算で次回となる、ゲームマーケット2018春に出展します。こちらも前回同様、初日のみのサークル出展となります。違う点としては、前回は販売のみの出店形態だったのに対し、今回はささやかながら試遊スペースがついているということです。やはり、ゲームを買うか否かの判断には、実際に遊んでみるということが大きな判断材料となるかと思いますし、こちらも説明がしやすくなります。前回の出展で、販売卓のみという形態をじつは初めて採ったのですが、結果として、事前に広く告知を打つ行動力に欠けるところのある当サークルには、やはり試遊卓はあったほうがよいものなのだなと思うに至りました。

出展内容について、折角ですので現状の決定をお知らせします。

告知はほとんどしていませんでしたが、新作のゲームの開発は、進んでおります!…進んでおりますが、頒布にこぎつけるかはちょっとわかりません。

より確度の高い事項としては、これまで発表した作品をいくつか再生産して持ち込もうと考えています。持ち込むタイトルは、予定では「かくされた部屋」、加えて、「箱庭の国」の二作となります。

二人用ボードゲーム「箱庭の国」は、当サークルのデビュー作です。このゲームが生まれたことで、それまでどこにも存在しなかったサークル、「空理計画」の名が、ゲームマーケット事務局に申請される事となりました。そういったことからも、本当は毎回ゲムマに作って持ち込みたいという思いもあるのですが…新しいゲームを作りたい、発表したいという気持ちもいま一方にあり…特に前回は、やりたいことのボルテージがかなり高まっていたので、新作全振りで臨む事になりました。

結局のところ当サークルの運営方針を決定するものといえば、星のめぐり、月の満ち欠け、風のにおいの移ろいといったものたちにほかなりません。次回のゲームマーケットへの準備も、そのようなものに身を委ねて進めていくことになりましょう。

新作がないとしても、当サークルを知らない人はもちろん、知っている人にもそれぞれに楽しんでもらえるよう、出展内容は詰めていくつもりです。なににしろ、「新しい何か」を求める気持ちは常に一貫していますので、今後とも当サークルの動向を楽しみにしていただければ幸いです。

空理計画の少し昔のこと、それから少し先のこと。予定のトピックはすべて書きあげましたので、今回はこれまで。

それではまた次回の更新にて!