『箱庭の国』のつくりかた【ボード編】

 

こんにちは。
今週の空理通信です。

今回は、ボードゲーム『箱庭の国』の作り方、第一弾「駒の作り方」に続きまして、第二弾。
「ボードの作り方」をお送りします。

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ボードゲームであるからには必要になる、ボード。
これはゲームの中で最も大きなコンポーネントなだけに、プレイ体験を支える大切な部材といえます。

ボードの自作には、色々なアプローチがあるかと思います。
素材チョイスひとつをとっても、ゲーム全体の雰囲気作り、プレイアビリティ、加工難度等々、考えるべきことは色々あります。

それでは、今作のボードづくりの背景には、一体どんな過程があったのでしょうか?
しばしお付き合いください。

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『箱庭の国』のつくりかた【駒編】

 

こんにちは。
空理計画、はくしです。

ゲームマーケットから一週間ほどたちました。

当方、会場で頒布したゲーム、『箱庭の国』を遊んで頂いている様子を見つけるにつけ、小躍りせんばかりに喜んでいます。

ところでこのゲームは、コンポーネント部材からパッケージングに至るまで全部、 完全手作業で作ったものでした。

そのあたりにつきまして、たとえば何で作っているかとか、どうやって作ったかといった点、会場では口頭でお伝えしたのですが、折角ですのでこちらでも解説してみようと思います。

この作品に関する、物質的な面での疑問が解決するとか、あるいはゲームを自作したいという方の一助になればいいなと思いつつ。

…というか、まあ、もちろん単にアピールしたいっていうのもありありなのですが!

とりあえず今後、部材ごとに何度かに分けて書いていく予定です。
今回は、一番質問の多かった「駒の作り方」についてまとめてみます。

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ゲームマーケット2016春

 

5月5日、東京ビッグサイトにて開催の、ゲームマーケット2016春に参戦してまいりました。

ブース名「空理計画」、無謀にも試遊卓付きでの参加です。
持ち込んだ作品は、『箱庭の国』、『セリーの町』の二点。

 

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『箱庭の国』は、ブログでもちょいちょい告知してきました、手作りの二人用ボードゲーム。

『セリーの町』は、いわゆるゲームブック(すこしちがうのかも)の体裁をとった紙ペンゲームです。
このブログではお初になりましょうか。

 

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会場には、『箱庭の国』40部弱、『セリーの町』30部を持ち込みまして、いずれも無事完売となりました。
お買い上げの方、誠にありがとうございました!

また、こんなどこの馬の骨ともわからぬサークルに、足を止めていただいたばかりか、試遊していってくださった皆様にも、感謝です!

会場で頂いた、温かい、時に厳しい言葉の数々が、忘れがたく心に焼き付いております。
こちらは、もれなく今後の制作の参考にさせていただきます。

以上、取り急ぎご報告までに。

今後とも、空理計画をよろしくお願い致します!